キラリな仕事と先輩たち 仕事・先輩について

社員紹介

仕事を任せてくれる会社の期待に応えたい

入社動機 | ラーメン通をうならせる商品力に感動

M.Y.

昔から食べることが大好きで、将来は「食」に関わる仕事がしたいと考え、大学は食品との関係が深い農学部を専攻しました。入学後、その思いはますます強くなり、いざ就職活動を始めるときには食品メーカー以外は全く視野に入っていませんでした。
学生時代によく食べたのが大好物のラーメンです。大学で打ち込んだ自転車競技(ヒルクライム)は、日々の練習がとてもハードでした。消費カロリーも多いために食事の量を十分にとる必要がありましたが、大学の周囲がラーメン店の激戦区だったこともあって、部活帰りに立ち寄るのが習慣になっていました。
そんな日々を送る中で、明星食品の即席めん「明星 チャルメラ バリカタ麺豚骨」との出会いは、私にとって青天の霹靂でした! 私は博多まで食べに行くほどに豚骨ラーメン好きなのですが、スープは本場の豚骨ラーメンを十分に再現できていて、麺は通常より硬めで「バリカタ麺」好きの私にはうなるほどのおいしさ! 当時は、正直に言って明星食品自体をよく知りませんでしたが、ラーメン通にこれほどの感動をもたらす商品力の高さにとても魅力を感じ、自分もそうした商品の製造に携わりたいと入社を希望しました。

仕事のやりがい | 現場の改善活動に取り組み、大きな成果

明星食品に入社して感じたのは、社員の皆さんが生き生きと働いていることです。私が配属された埼玉工場もとても活気がありました。理由の一つとして、会社が社員の主体性を尊重し、若くても仕事を積極的に任せてくれる独自の企業姿勢が関係しているのではないかと思います。
実際、私は今年で入社3年目ですが、既に昨年までに先輩方の指導を受けながら、自分が担当するノンフライ袋麺の製造ラインにおける全工程のオペレーション業務を習得しました、今は「フリーオペレーター」という職務で、オペレーターの休憩交代や欠員が出た場合のバックアップ対応に、上司の管理業務の補佐まで担うようになりました。入社時には年次が浅い社員に、こうした責任あるポジションを任せてもらえるとは考えてもいませんでした。
プレッシャーは多少感じますが、会社からの期待に応えたいと、いつも前を向いて仕事に励んでいます。
特に私が力を入れたのは、現場の改善活動です。どんなに管理を徹底しても、製造ラインではトラブルが発生してしまう場合があります。この1年半、オペレーターの協力を得ながら、ひとつひとつ改善活動を推し進めた結果、トラブル数の減少につなげることができました。これが入社以来の一番の成功体験です。

M.Y.

今後のビジョン | 夢は国内初の無人化ラインの立ち上げ

M.Y.

社内外で行われる、工場の改善活動の成果を発表し合う各種報告会にも積極的に参加させてもらっています。その一環で、他社の若手社員と意見交換したり、交流を深めたりしています。他社との交流をしていく中で、入社以来3年間の経験で「ノンフライ袋麺の製造ライン」についてはかなりの知識を得たものの、他の製造ラインについてはまだまだ知識が不足しているなと、改めて思い知らされました。
今後は、他の製造ラインの工程も経験し、より広範な知識を蓄えていきたいです。また、国内において製造現場での人手不足が問題になっていますが、今後はさらに深刻化すると考えています。そうした世の中の動きも見据えて、将来的にはAIなどの技術も活用しながら、即席めんの製造において、国内初の無人化ラインをつくり上げたいと考えています。

私の仕事

製造部の担当業務

フリーオペレーターという職務で、担当製造ラインの全工程の業務に対応しています。通常の機械オペレーターのように、特定の工程のみを担当するのではなく、休憩交代や欠員に応じてバックアップに入ったり、トラブル発生時の改善対応を行ったりするのが役割です。また、オペレーション以外にも、現場巡回、改善活動、工作作業など、さまざまな業務に従事しています。

こんな仕事をしています
  • 製品試食
    製造部門が「製品の試食」を行うのかと驚かれる人もいるかもしれません。でも、これも生産者としては大事な業務です。製造した製品を実際に試食して食味を確認し、基準をクリアしたことを確認した上で出荷へと進めています。
  • 現場巡回
    製造を適切に進めていくには、現場で働くオペレーターとの意思疎通は欠かせません。現場巡回を通じて機械の動きを確認しながら、オペレーターと言葉を交わして重要事項を確認し合ったりするなど、コミュニケーションを頻繁に取るようにしています。
  • 事務作業
    機械の発注、見積書の作成などの事務作業も行います。
  • 保全作業・改善活動
    機械メンテナンスの一環で、その日の製造終了後に予め決められた規定通りに保全作業(機械にグリスを加えるなど)を実施します。保全作業と併せて、製造中に発生した機械トラブルについても、改善活動の一環として原因を突き止め、修理等を行います。
  • 工作作業
    明星食品の工場では、機械の安全カバーなど、自分たちでつくれるものは溶接などを行いながら、自らつくります。私は人一倍不器用なため、初めのうちは悪戦苦闘しましたが、メンテナンス課が定期的に行う講習会に参加し、使い方やコツなどを習得しました。今では、一通り全ての工作作業ができるまでに上達しました。
自分が納得するまで突き詰める

仕事をする上で一番大切にしていることは、「アンテナを常に張り巡らせ、気になったことはそのままにせず、自分が納得できるまで突き詰める」こと。工場内で気になるニュースがあれば、自ら製造の現場に足を運んで、自分が理解できるまで考える、ということを徹底しています。その甲斐あって、トラブルを未然に防いだこともありました。