キラリな仕事と先輩たち 仕事・先輩について
入社動機 | 即席めん作りとオープンな社風に惹かれて入社
私は、もともと食べることが好きで、特に珍しい食べ物に興味があったこともあり、大学でも「食」について学べる学部を専攻。「食」について様々な視点から学んでいました。授業の研修や演習で缶詰やレトルト食品などを作り、研究していくうちに「食」の奥深さに惹かれ、将来的に「食品メーカー」で働きたいと思うようになりました。そのため、納得のいくまで50~60社の食品メーカーの採用試験を受けました。その中で明星食品に入社したのは、明星食品が、即席めんという小さい頃から親しんでいた商品を作っていて、その奥深さを追求するのは楽しそうだなと感じたこと、
歴史がある会社にもかかわらず、とても自由度が高い会社だと感じたことが大きな理由です。特に「明星 チャルメラ」や「明星 一平ちゃん」などの定番商品に縛られることなく、ユニークな商品を作り続けていることはもちろんのこと、その挑戦をさせてくれる裁量権の大きさ、懐の深さを会社説明会や面接で感じ、自分も明星食品の一員となり、まだ世に出ていない商品作りに携わりたいと考えました。入社を決めるにあたって、内定者の懇親会で先輩方や役員の方々が和やかに、また楽しそうにしているところを実際に見たり、同期と話しをしたり、情報交換をしていく中でこの会社で働きたいと思う気持ちが一層強くなりました。入社してみると、内定者の懇親会で感じたように面倒見がよい先輩ばかりで、とても楽しく学ぶことができています。
仕事のやりがい | 自分の知見と経験を頼りに、未然にトラブルを防ぐ
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私は、即席めんの製造工程の中でもカップマシーン工程というカップにめん、
スープ、かやくを入れて蓋をするところまでの包装工程の管理に携わっており、ラインに流れてくる商品の重量などのデータ確認をリアルタイムで行っています。
マーケティング職や開発職と比べると、地味な仕事に見えるかもしれませんがとても大切な仕事です。この工程でトラブルが発生してしまうと商品自体が世の中に出ないからです。そのため、ラインが止まらないように近い将来に起こるかもしれないトラブルだけではなく、長期的なライン停止を引き起こす可能性のあるトラブルも常に想定しながら管理をしなければなりません。そのトラブルを引き起こす要因の一つに商品自体のトラブルだけではなく、機械の故障が挙げられます。
万が一、機械が故障すると、製造を中止しなければならないのでその製造中のトラブルを無くすために、製造終了後に機械のメンテナンスをし、自分の知見や経験で機械の不調や故障の前兆を見つけるように心掛けています。
その結果、製造ラインの停止や機械の不調がどんどん減ると達成感があり、トラブルの前兆を事前に突き止めることができたときはやりがいを感じる瞬間です。
今後のビジョン | 開発部門と製造部門をつなぐ橋渡し役へ
今後は現在担当している包装工程だけではなく、製めん工程に携わり、一通りの商品の開発に関わる知識と経験を身につけたいと思っています。そしていつか製造に関わる全工程を理解したマルチプレイヤーとして、開発部門と製造部門の橋渡し役となり、よりよい即席めん作りに貢献していきたいです。
私の仕事
- 製造部の担当業務
- 設備、工程管理業務
- 安全衛生、品質マネジメント業務
- こんな仕事をしています
- 設備、工程管理業務
製品にかやく、スープを入れ、リッド(蓋)でシールする設備の工程管理業務を行っています。基本的に設備は全自動ですが、日々の設備立ち上げ立ち下げ、品種切り替えといった基本的作業に加え、スープ、かやくは資材の状態や環境の変化により充填量の微調整が必要となります。そのためリアルタイムで設備上表示される重量推移に従い、適切な充填量となるよう、統計的な知識も駆使しつつ取り組んでいます。また設備に改善したい点があった場合、設備改造などについても提案を行い、具現化に向けて設備メーカーと交渉するのも業務の一つです。これらの業務に加えて、欠かしてはいけない業務である設備の定期的メンテナンスも日々行っていますが、その過程で機械の駆動原理、制御機構等、大学では学ばなかった機械知識も身に着けつつ業務に携わっています。 - 安全衛生、品質マネジメント業務
現場業務から離れた業務も行っています。
安全衛生委員会に安全委員として参加したり、新たにISO、FSSCの事務局役にも携わるようになりました。これらの環境、品質マネジメントシステムについては基本的なことから学ばねばならず、現場業務との両立は大変ですが、周囲の協力も受けつつ前向きに取り組んでいます。
- 設備、工程管理業務
- 良いモノづくりには、よいコミュニケーションが必要
良いモノづくりをするためには、まずそれに関わる従業員の安全・安心が不可欠。私たちのモノづくりには、多くの工程でたくさんのスタッフが関わるため、その安全の実現のためにも業務だけではなく、コミュニケーションの質の向上が求められます。
そのため、私は常に「いかに早く、正しく情報を伝えられるか」というコミュニケーションの鮮度と精度を意識して他のスタッフと連携をしつつ、安全の確保とモノづくりの品質向上に努めています。そして、今後もいつまでもお客様に満足していただける商品づくりを行っていきたいと思っています。