「明星 中華三昧」発売30周年記念商品
野菜を加えて作るレトルト具材付き、簡単・本格中華麺
「明星 特撰 中華三昧 広東風あんかけ具材付き醤油拉麺」
「明星 特撰 中華三昧 四川風肉味噌具材付き味噌拉麺」
2011年12月26日(月) 新発売
中華三昧は1981年10月27日に発売し今年で30周年を迎えました。誕生の裏には「高級化路線」に取り組んだ明星食品の大きなこだわりがありました。当時の袋めん市場は既に成長から成熟の時期を迎え、カップめんへの需要移行もあり、停滞を余儀なくされていました。市場への需要喚起が喫緊の課題となる中、新しい需要を生み出すために検討されたのが、従来の袋めんの「手軽で割安」というコンセプトの対極にある、「本格中華料理店の麺料理が家庭で食べられる」という、高価格でも満足度の高い、品質価値を重視したものでした。これを商品化したのが「中華飯店」です。商品は、麺、スープにレトルトのかやくをつけてカートンに入れた「鶏手羽ラーメン」250円、「豚角煮ラーメン」270円の2品でした。当時では常識外の高価格だったため、デパートを中心に限られた地域で販売を開始、結果は事前の予想をはるかに超える売り上げを記録し、高価格本格中華麺として大きな話題となりました。「お客様は満足感にお金を払ってくださる」。高級化路線に需要があることを確信し、製品ラインを拡大、500円の特撰商品も販売することになりました。 | ![]() | |
全国展開を視野に、この中華飯店のイメージと本格中華ならではの麺とスープの美味しさをエッセンスとして取り入れ、1981年に広東・四川・北京の3つの味で同時発売したのが「中華三昧」です。当時の価格では常識外の120円でしたが、首都圏ではシェア30%超を獲得しました。 | ![]() | |
1987年には、フカヒレ、あわびなどの贅沢豪華なレトルト具材の入った、「新中華三昧 特別仕様」を発売、「1,000円ラーメン」シリーズとして話題となりました。![]() | ||
1991年には、「中華三昧 つけ麺」、1995年「中華三昧 火鍋麺」発売。中華麺料理の新しい食べ方を提案し、2010年には老舗中国料理店「赤坂榮林 (あかさかえいりん)」、「四川飯店」とコラボレーションを組み、人気看板メニューを再現するなど、中華三昧は、ノンフライ麺技術の進化に合わせ、数々のチャレンジを積み重ねてきました。 | ![]() |