もぐもぐClassroom

もぐもぐClassroom 一緒に考えよう、食のこと。

明星食品は、地域共創の取り組みの一つとして、 2022年度から「もぐもぐClassroom~一緒に考えよう、食のこと。~」と名付けた「小学校への出張授業」をスタートしました。
この活動は、地域とのつながりを深め、次世代を育成し、明星食品のファンを増やすことをゴールとして取り組んでいます。
授業に取り組むにあたって小学校の先生たちとも話し合い、決めたテーマは「“食の大切さ、楽しさ”を子どもたちに伝えること」。年間2テーマ、計4回の出張授業を通じ、子どもたちへ「食の大切さ、楽しさ」を伝えていきます。

現在は、明星食品本社の向かいにある「渋谷区立千駄谷小学校」の5年生の子どもたちと一緒に活動しています。

渋谷区立千駄谷小学校HPはこちら

テーマ01

食の大切さ

おうちでできるフードロス対策

フードロスの基礎知識を知ろう!

明星食品の社員が先生となり、フードロスについて授業を実施。
「“フードロス”ってそもそも何?」「日本で、1年間に捨てられている食べ物の量はどのくらい?」などの基礎知識をクイズを交えて説明しました。 さらに、子どもたちには「おうちでできるフードロス」対策を考えて、おうちで実践するという宿題を出しました。

「探してみよう。おうちでできるフードロス対策。」シート

クイズを出題 積極的にクイズに参加してくれる子どもたち 質問もいっぱい!

宿題「おうちでできるフードロス対策」を実践

自分たちで考えた案を発表!

グループにわかれて、自分たちで考えた「おうちでできるフードロス対策」を発表してもらいました。「大根の葉を食べる」「賞味期限がギリギリないちごを使ったジャムづくり」など、ユニークな対策が披露されました。プレゼン方法もさまざまで、キャラクターのイラストを使って説明したり寸劇を取り入れたりと、工夫がいっぱいでした。
発表後はグループごとに子どもたちと明星社員が交流。子どもたちからは「初めてフードロス問題を考えた」「今まで捨てていたところも食べてみたらおいしかった」など、食に対する向き合い方の変化を感じました。
最後に、優秀な発表をしたグループを各クラス1グループ選出し、表彰しました。授賞したグループの一人ひとりに明星商品の詰め合わせをプレゼント。みんな喜んでくれました。

チームワーク抜群の発表 明星社員からフードロス対策のアドバイスも 優秀賞をもらえてにっこり

子どもたちの考えたフードロス対策

いつ 食べるとき やったこと 余った食パンを冷凍して、1日放置し食パンも半分にカットして擦ると、パン粉になって、使う事ができます。 いつ 食べるとき やったこと 賞味期限がギリギリないちごがあったので、つぶして砂糖を入れてジップロックに入れて凍らせました。食べるときはわってヨーグルトに入れました。
参加者の声

子どもの声

簡単にできるフードロス対策がたくさんで「こんなのもあるんだな!」「家でやってみようかな」と思い、自分で実践してみることが増えました。これからも家で実践したいなと思いました。

先生の声

受賞を逃した子どもたちは「悔しい」と言いながらも、優勝チームをたたえていました。「次こそは!!」と燃えている子どもたちの姿を見て、大きな力になったと感じています。貴重な機会をいただけたこと、感謝です。

明星社員の声

「フードロスは大きな問題だけど、自分たちでもできることがある!」という言葉が子どもたちから聞けて、この活動は子どもたちにとって良い刺激になっているなと感じました。

テーマ02

食の楽しさ

デザインってなんだろう?

デザインの基礎知識を知ろう!

明星社員が先生となり、パッケージデザインについて授業を実施。商品パッケージの「デザイン」で大切なのは「商品の特長を見た目で伝えること」であり、「アート(=見る人によって感じ方が違う)とは異なる」ことを説明しました。
宿題として、オリジナルの即席めんのデザインを考えて作ってもらうことに。「誰のため」の「どんな特長」の商品なのか、コンセプトを考案することから始め、明星社員のアドバイスを受けながらデザインを作り込んでもらいました。

子どもたちは興味津々 明星社員によるアドバイス 質問を受けて返事に熱が入る商品開発担当

宿題即席めんのデザインをしよう

みんなが考えたオリジナルデザインの発表

宿題で作った即席めんのデザインについて「誰のため」の「どんな特長」の商品なのかを一人ひとり説明してもらいました。すると、「海外の観光客に向けた、日本を感じてもらえるデザイン」や「お肉好きな弟が喜ぶバーベキュー味のつけ麺」など面白いアイデアが続出。授業の最後には、明星社員が優秀なデザインを選び表彰しました。また、授賞した一人ひとりに明星食品商品の詰め合わせをプレゼントしたところ、とても喜んでもらえました。

タテ型カップのデザインは「ここがポイントだよ」と語る明星社員 どのデザインが一番辛さを表現できているかな?

子どもたちが考えたデザイン

日本の食とラーメン

日本に遊びに来た外国の方に向けて、日本の風景を描いたデザインに。日本をイメージした東京タワーやスカイツリー、富士山、桜などを配置し、フタには「どうぞ」と差し出した手を描きました。みそ汁風の味のスープで、もっちりした麺を使ったラーメンです。

だれでも
辛いけどたべられるラーメン

家族の中で自分だけ辛いものが苦手で、家族と同じものが食べられず切なくなったことがありました。辛さが違っても同じものが食べたい!と思い、誰でも食べられる辛さを調節できるラーメンにしました。フタの内側に辛さを調整できる別添がついていて、入れなくてもおいしく、自分の好きな辛さに調整することもできる設計です。

参加者の声

子どもの声

明星食品のみなさんに会うまで私は「ただのカップラーメン」だと思っていました。ですが、デザインが工夫されていることを知ると、このカップラーメンは「ただのカップラーメン」ではなく「明星食品の皆さんの思いが詰まったカップラーメン」なのだなと思いました。

子どもの声

インスタントラーメンは味を一番大切にしていると思っていたのですが、デザインも商品を売るうえで欠かせないものなのだなと思いました

明星社員の声

子どもたちのアイデアは、しっかりと「誰に食べて欲しくてこの商品特長にしたのか、このデザインにしたのか」が考えられていて驚きました。
「すっきりした辛さを表現したいから青唐辛子を描いた」と聞いたときは、自分なんかよりもデザインのセンスがあると感じました。

明星社員の声

子どもたちが「もっとこうしたらどうですか?」「こういうデザインの商品は売れますか?」と次々にアイディアを出してくれて、この授業に対して意欲的に取り組んでくれていた様子がとても嬉しかったです。

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